11/23/2010

England イギリス Roast goose ローストグース



こんにちは。またまたお久しぶりです。
実は一週間ほどイギリスに里帰りをしておりました!
義理の妹の結婚式に参加することと、両親の様子を見に行くことが主な目的でした。

旦那さんが日本に住み始めてからは、イギリスの家族とはほとんど会うことが出来ませんので年に一度こういう機会があって、実際に顔を見ながら話をするとやはり安心します。もちろん主な目的は家族に会うことなのですが、おいしいものの記録はきっちりとってきました(笑)ので、皆様にもご紹介したいと思います。

ちょっと色々あるので、何回かに分けて投稿しようと思います(*´ー`*)



今回は、旦那さんの両親のお家で食べたローストグース。
ガチョウの丸焼きですな。お肉のローストがイギリスではよく食べられているとは言っても、鶏肉やアヒル(ダック)などは割と簡単に買うことが出来ますが、さすがに丸のガチョウはそこらへんのスーパーマーケットでは売っていません。

ガチョウのお肉は、そんなに頻繁に食べられているお肉ではないらしく、うちの旦那さんも今まで2度位しか食べたことがないそうです。

今回は、イギリスのお父さんお母さんの住む町の近くにあるファーマーズマーケットで買うことが出来、私たちの到着にあわせて予約しておいてくれました。



グースを買ったときにもらってきた、スタッフィング(丸焼きの中に入れるパン粉やハーブなどから出来た詰め物)のレシピを参考に、お父さんと一緒に準備をしました。

クリスマスなどで食べるターキーや他のローストの時は、スタッフィングミックスと言うのがあって、たいていそれを使いお肉の中には詰めずに別でオーブンで焼いていましたが、グースは脂が多いのでおなかの中に詰めるといい感じで脂分を吸い取るのでよいらしいのです。グースの脂はとても良い脂らしくお肉屋さんなどで瓶詰めになったものなども見かけました。ローストポテトなどがとてもおいしく出来るとのことです。

今回のスタッフィングは、生パン粉、りんご、セロリ、たまねぎ、くるみ、パセリなどを少量の牛乳で混ぜ合わせたものです。

スタッフィングをおなかに詰めて、後はオーブンに入れて3時間。

途中で、添え物の準備もします。

これは、旦那さんの実家でローストを食べるときはいつも作ってくれるセロリとベーコンの煮物のようなもの。一緒にオーブンで焼き煮のようにします。



それから、お肉から出てきた脂で作ったローストポテト&パースニップ。



パースニップは私の大好きな野菜で、ヨーロッパでよく食べられている白いにんじんのような形の根菜です。日本ではインポートの大型スーパーマーケットでたまに見かけますが、恐ろしく高いので買えません。(ちなみに今ベランダで栽培中。種は日本で購入しました)

こちらがパースニップの写真。



おいしそうに焼けたローストは、お父さんが綺麗にカットしてくれました。
私は、このカービングの作業がとても苦手。



これは、ウィッシュボーンといって、たぶん鎖骨に当たる骨だと思うのですが、この骨のそれぞれの端を2人で持って引っ張りっこして、骨が多く残った方の人の願い事がかなうと言うもの。チキンとかだったらポキット簡単に折れて決着がつくんですが、グースは骨が強すぎて勝負がつきませんでした(・∀・;)



昼の1時過ぎに準備を始めて食べ始めたのは6時半を過ぎていました~。
お肉は、鴨肉のような赤い色でとてもおいしかったです。スタフィングもくるみの歯ごたえがアクセントになっていて、なかなか良かったです。大満足!待った甲斐がありました。



次回も、イギリスのレポートが続きます\(^O^)/