8/29/2010

chicken pie & Chips チキンパイ&チップス

IMG_1369

昨日、うちの旦那さんのお友達のアメリカ人の男の子が夕食に来てくれました。

と言うことで、イギリス料理を食べてもらおうと、チキンパイを作りました。

このお料理には「Flaky Pastry」「フレイキーペイストリー」と言う薄い層が重なったパイ生地を使います。パフペイストリー(こちらも層になっていて日本でもお馴染みのパイ生地)との違いは、パフペイストリーにはバターを織り込んで層を作り出すのに対して、フレイキーペイストリーには、ラードとバターを半々ずつミックスしたものを使います。

イギリスって、どれだけパイ生地の種類があるんだ!と興味深くレシピを読んでいる今日この頃(笑)パイやお料理に使う油分も、バターだけではなく、ラードやケンネ脂(牛の腎臓の周りを包む脂)など動物性の脂分をいろいろ使います。そうやって使い分けることで食感や味わいに微妙な変化をつけているのかなぁと、奥深さを感じるのでした(笑)

今日は、思いっきりイギリスっぽくしようと思って、Chips(チップス=イギリスでは厚切りフライドポテトのことを言う)とグリーンピースを添えてみました。

このFlaky Pastry、作り方が面白くて最初、文字だけで作り方を読んでいたらなんのこっちゃわからなかったのですが、挿絵付きのレシピを見たら「あ~。なるほど~」と納得。

こんな感じで作ります。

IMG_1364

ラードとバターのミックスしたものを、スプーンですくってドット状に、生地の2/3の範囲に置きます。

そして、はじめに生地の1/3を畳み込んで、さらにその半分を畳み込む。

IMG_1365

これを、しばらく冷蔵庫で休ませて、同じ行程を3回繰り返します。そうすると、カリカリの層のあるパイ生地になります。

これが、端からバターとラードのミックスがはみ出してきたりして、ちょっと大変。もともと織り込み生地作るのが苦手なのでちょっと苦労したけど、何とか形になりました(*´Д`)=з

 

おまけで、イギリス料理ではないのだけれどチップスを揚げついでに、オニオンリングも作ってみました。

これが意外にもカリカリに揚がっておいしかった。アメリカ人のJ君も気に入ってくれたみたいで良かったです。

IMG_1370

パイも気に入ってくれたようで、ココット型に入れて作ったパイ1つあまっていたので、薦めてみると喜んでもうひとつ食べてくれました。アメリカのお母さんも似たようなものを作ってくれたことがあるのだと言って、うれしそうでした(笑)

 

以前にJ君をご招待したときに焼いた、少し甘めのバター入り食パンが気に入ったと言っていたので、お土産用に焼いてみました。

今回は、水分量ぐっと抑えて焼いてみたら、側面の渦巻きが出ました!!!やった~。結構水分を控えてもふんわりやわらかく焼きあがるんだ~と、新たな発見。食事のときに、少し食べて、残りはJ君の朝食用にお土産にしました(笑)ブドウ酵母できび砂糖入りのパン♪細長いパウンド型で焼いています。

IMG_1366

そういえば、食事中の変な会話。私が、「J君て嫌いな食べ物あるの?」と聞いてたら、うちの旦那さんが日本語で、「あの~納豆は食べられますか?」とか聞いてて、J君もふざけて日本語で「納豆は食べられますよ。特に嫌いな食べ物はないです。」だって(笑)外国人二人で日本語で話してるのが妙に笑えました。二人とも英語圏出身なくせに~(笑)しかも、この質問「納豆たべられますか」って日本に住んでいる外国人ならたぶんうんざりするくらいされているのですよ(笑)それで、うちの旦那さんもわざと聞いたんですけどね。面白すぎました。ぷぷぷっ。

食卓での会話は、英語と日本語ミックス状態。この時は、日本語も英語も両方わかるメンバーだったから会話もミックス。ここで、日本語が出来ないメンバーがいたりすると、完全英語状態に。こういう場合は、私はちょっとハンディーがあるんですが、昨日は、本当に楽しくおしゃべりしながら食事が出来て楽しかったです♪

↓ランキング参加中です♪両方クリックしていただけるとうれしいです!

I've joint blog ranking sites! Please press both the links and vote for me!

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ

8/16/2010

Cornish Pasty コーニッシュパスティー

IMG_1318

コーニッシュパスティーは、イギリス南部のコーンウォール地方のお料理で、ショートクラストペイストリー(ステーキ&キドニーパイで使ったパイ生地)で、牛肉や野菜などの具材を包んで焼き上げた餃子のお化けみたいな形のパイです。

もともと、炭鉱夫が炭鉱の穴の中でも手軽に食べられるようにと作られたランチだそう。中には、パイの中に左側がおかず系、右側がデザート系(りんごなどのフルーツのフィリング)が入ったものもあるそう(笑)

本当は、今日は旦那さんと一緒にコーニッシュパスティーを作るはずだったんだけど、いざ作る段階になったら、PCに張り付いて、ぜんぜん手伝ってくれない旦那さん・・・・

いいですよ、一人でも出来ますから~。 お父さんお母さんに送ってもらった本を見ながら作りますよ。

中身の具材は、カブ、玉葱、ジャガイモ、牛のひき肉。細かく切った材料は炒めず生のままパイに包んで、オーブンで一度に調理。

上に乗っているのは、塩コショウ&バターです。

IMG_1303

餃子のお化けです(笑)

端っこに空気穴を開けてあります。卵も塗って準備万端。

IMG_1307

いよいよオーブンへ。

オーブンに入れて約20分位すると、なんともいいにおいが部屋中に漂ってきました~。においにつられた旦那さんが、ようやくキッチンにやってきてきました。

オーブンを覗いて一言

「え~!!!!小さ過ぎるよ~!!!普通のサイズの半分だよこれじゃ!!これひとつでランチ1食分になるサイズじゃないといけないんだよ~」

「・・・・・・・・・・ミニチュアコーニッシュパスティー? です・・・。」

レシピには、大き目のカップソーサーくらいのサイズって書いてあったけど、なんでイギリスのレシピってちゃんとセンチとかインチ書いてくれないのかなぁ・・大きめとかって、完全個人の主観じゃないですかねぇ~。それに、旦那さんも一緒に作ってくれていればこんなことにはならなかった訳で・・・ぶちぶち・・・。

そんなこと言ってても、後の祭りですからね。ミニチュアコーニッシュパスティー焼けました。

IMG_1314

盛り付けは、Ploughman's lunch (プラウマンズランチ)風。旦那さん曰く夏に食べたくなるPloughman's lunchなんですって。

Ploughman's lunch「農夫の昼食」と言う意味だけあって、外に持って行ってもよいスナックやサラダのような温かくなくてもおいしいものばかりがプレートに盛り合わさっています。本当は、コーニッシュパスティーはあまり使わないみたいなんですが。

本来なら、ポークパイ、チーズ、ハム、サラダ、フルーツ、ピクルス、ハード系のパンなどが、プレートに盛り付けてあります。(私はまだ実際にイギリスでは食べたことないんですけどね♪)

IMG_1321

 

家にある、有り合わせでなんとなくそれっぽく盛り合わせただけだから、インチキだけど・・・。

後ろに移っているおんぶお化けは、焼餅ではなくベーグル生地で無理やり焼いたハードっぽく見えるけどやわらかいパン(^_^;

肝心のコーニッシュパスティーのお味はと言うと・・・生地がさくさくで中身の野菜とお肉がかなりいい仕事してくれてました。

おいしい!ミニサイズですがね。

IMG_1325

このショートクラストペイストリーって、サックサクでおいしいなぁ~♪ お肉とも合います。イギリス人がパイ好きなのが納得できます。おかず系でもスイーツ系でも両方に合うって言う感じがするもん♪

↓ランキング参加中です♪両方クリックしていただけるとうれしいです!

I've joint blog ranking sites! Please press both the links and vote for me!

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ

8/14/2010

Italian bagel イタリアンベーグル(梅酵母)

トマト酵母で焼いたパンが濃厚なチーズの味に似ているというのが、頭にインプットされてしまい、どうしてもトマトとチーズの味のパンを焼きたくなりました←単純

そこで、最後の梅酵母を使って焼いたのが、こちらのイタリアンベーグル。

IMG_1290

 

これ、自分で言うのもなんですがめちゃめちゃおいしかったです!最近おいしくないシリーズが続いていただけに、喜びもひとしお。

甘くない具入りのベーグルを焼いたのは初めてです。

中に入っているのは、こちらです~。

まずはフレッシュバジル。たっぷり10g

IMG_1278

そして、中には、カマンベール入りプロセスチーズ♪

IMG_1280

生地には、トマトピューレを練り込みました♪

IMG_1282

きっと、トマト酵母練り込みのほうが、トマトの香りがしておいしいんだろうなぁ~などと一人想像しつつ(笑)今回は、ピューレを使用。

捏ね上がりは、ほんのりピンク色。バジルのみじん切りがたくさん入っています。

IMG_1284

中にプロセスチーズの角切りを仕込んで、形成。

IMG_1285

こちら、ケトリング後。

IMG_1289

焼き上がりをカットしてみると~、バジルが効いていてチーズと相性ばっちり!トマトの風味はそれほど感じられなかったですが、やばいっす!めちゃうまです!今度は、ドライトマトも練り込んでみようかなぁ~、トマト酵母で焼いたらさらに濃厚になるのかなぁ~などと妄想を膨らませております(´艸`)フフフ・・・

IMG_1294

↓ランキング参加中です♪両方クリックしていただけるとうれしいです!

I've joint blog ranking sites! Please press both the links and vote for me!

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ

8/13/2010

酵母とパン失敗作

IMG_1273

新しく酵母を起しました!冷蔵庫に桃酵母がまだ少し残っているのですが、夏は酵母の素材がたくさんで、どんどん起したくなります~。

念願のメロン酵母!!メロンの酵母ずっと起こしたかったんです!Apple cafeのkurocoboさんが元気なメロン酵母でおいしそうなパンをたくさん焼いていたので、気になって気になって仕方なかったのですが、メロンさん高級素材なだけに、我が家にはなかなか買うチャンスがなく・・(笑)

しかし、先日チャンス到来ですよ~!! チャンスって言うほどのことはないのですが、日々「メロン酵母メロン酵母」うるさい私に、旦那さんが破格の値段で赤肉の網網メロンをゲットしてきてくれたのです~。

(最近、旦那さんが「酵母」と言う単語を覚えました(笑)(´艸`)フフフ・・・)

kurocoboさんのブログを参考に酵母を起そうと見直しをしたら、皮が厚めに切ってありました。赤肉のメロンの皮って固い表面の皮に近い部分は緑色になっていて、そこからオレンジの赤肉ゾーンに入るのですが、kurokoboさんの酵母用の皮は、このオレンジゾーンも入っていました!

普段の私だったら、この緑とオレンジの境目できっちりカットしそうな勢いですが、ここは上品にオレンジ部分を残して皮をカットしますよ~。

これも酵母さんの為ですからね、けちけちしてはいけません(笑)

酵母お起こしから3日で元気にシュワシュワ~。あっという間に酵母の出来上がりです♪ この酵母で何を焼こうかなぁ~(´艸`)フフフ・・・。

ちなみに後ろに移っているのは、デラウエア酵母です。こちらも元気にシュワシュワ。すでに少し元種起しに使ってあります。

そして下の写真はまたまた、kurocoboさんのブログを見て、まねっこです!水なしトマト酵母。ただいま冷蔵庫に待機中です。

この酵母で、焼いたパンは、濃厚なトマトの酵母の香りでチーズのような味わいなのだそう♪わくわくです!

IMG_1274

 

最近、ブログ更新をサボっていましたが、何も焼いていなかったわけではありません・・・。

失敗が続いていたので、載せる気にならず・・・って、いつも失敗しても載せてるくせに~って感じなんですけれどね、致命的な失敗、おいしくない!というのが続いていて、なんとなく載せていませんでした。とか言いながら結局載せてます~(笑)

おいしくなかったので、画像は小さめで(笑)まずは、レーズン入りスパイスのベーグル。

IMG_1260IMG_1262

スパイスには、先日作ったイギリスのお菓子などに使うスパイスミックスを使いました。

中にもレーズンたっぷり~。でおいしくなるはずだったんですが・・・何が失敗かというと生地に配合する砂糖の量。結果から言うと甘みが少なすぎてと~っても微妙な味になってしまいました。確かに、イギリスのお菓子はあま~いのが多いから、きっとこのスパイスは、甘さを利かせた方が合うのだと思われます。生地の感じは良かったのに、残念です・・・

 

さて、お次は・・つぶつぶいよかんジャム入りちぎりパン。

 IMG_1264

IMG_1266

こちら、作っている途中は、すごくいい感じでおいしそう~だったんです。いよかんのつぶつぶもおいしそうだったし、生地には蜂蜜も練り込んだし~。でも、焼きあがって味見をしてみたら・・焼き上がりにグレイズで塗った蜂蜜の味しかしない・・・しかも、バターを入れなかったら固くて風味のないパンになった・・・。いよかんのジャムは、ピールが入っていなかったため、オレンジの香りがまったくなかったんですね。悲しい。

うちの旦那さんが、見た目はおいしそうだから会社に持って行くといっていたのですが、私が許可を出さず、とりあえず即効全部冷凍庫行きに。(この後どうしよう・・・)

たくさん酵母が出来たので、めげずにどんどん焼きますよ~

↓ランキング参加中です♪両方クリックしていただけるとうれしいです!

I've joint blog ranking sites! Please press both the links and vote for me!

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ

8/02/2010

Bangers and mash イングリッシュソーセージ&マッシュポテト

IMG_1024

Bangersってソーセージのことらしいんですが、このマッシュポテトの上に乗せた場合だけバンガーズ アンド マッシュという風に言うのだそう。。。イギリス人の大好きなソーセージ。日本のものよりもずんぐりと太い生ソーセージです。日本では、なかなか手に入りません。

うちの旦那さんも、生ベーコン、生ソーセージは大好きです。

ということで、ないものは作ります~(笑)

 

そこで、登場するのが、うちのミートミンサー、ボニー号です!豚ロースの固まり肉でお肉を挽いていきます。

 

IMG_1015

ひき肉が出来たら、ガーリックパウダー、ジンジャーパウダー、たまねぎの摩り下ろし、セージパウダー、塩・こしょう、氷水を入れて手早く混ぜます。お肉が温まらないように、氷水のボウルにつけながら作業を進めます。

 

IMG_1019

羊の腸に、ソーセージ用の絞り袋と金口を使って充填していきます。そして、出来たのがこれ。

 

IMG_1021

後は、生のままこのソーセージをフライパンで焼いて食べます♪

 

ぽってり盛ったマッシュポテトの上に乗せて炒めたたまねぎを添えて、グレイビーソースをたっぷりかけて~。

いただきま~す!

IMG_1026

たまねぎ、マッシュポテト、ソーセージ全部を口の中に、一度に入れるのがおいしいんですって~。

なべ奉行ならぬ、バンガーズ アンド マッシュ奉行が申しておりました・・・

I love English sausage!

IMG_1031

夏場のソーセージ作りは、お肉の温度管理が難しいので、無謀かと思われたのですが、意外とお肉もぱさつかず、上手くいったほうだと思います。

 

↓ランキング参加中です♪両方クリックしていただけるとうれしいです!

I've joint blog ranking sites! Please press both the links and vote for me!

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ

8/01/2010

Ricotta cheese & peach jam swirl リコッタチーズと桃のコンフィチュールのパン(桃酵母)

IMG_1077

先日、桃酵母+桃のコンフィチュールでダブルピーチのパンを焼きました。自家製のリコッタチーズ入りです。

生地にコンフィチュールのシロップを練り込みました。

バター入りのやわらかい生地で今回は卵は使用しませんでした。正直もう少しコンフィチュールをふんだんに入れたかったのですが、今回作った分で少々足りないような気がしました。

IMG_1070

お得意のくるくる巻きで、マフィン型に詰めて焼きます~

IMG_1071

桃がやわらかく水分があるので、ちょっと扱いにくかったです。

IMG_1073  

ぷにぷにした、やわらかいパンになりました。リコッタがお尻からはみ出ちゃって、ちょっと自分的には失敗だったんですが(^_^;、旦那さんの職場にちゃっかり持っていってもらったら、意外と評判良かったみたいです(´艸`) この自家製リコッタチーズ、甘酸っぱいフルーツとの相性めちゃめちゃいいです~。

これは、いろいろなパンに応用利きそうですなぁ。

↓ランキング参加中です♪両方クリックしていただけるとうれしいです!

I've joint blog ranking sites! Please press both the links and vote for me!

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ