6/30/2010

Ume jam & cream cheese bread(Ume yeast)梅酵母で梅ジャムとクリームチーズのパン

 IMG_0777

梅酵母の元種がもっちもちのぷりんぷりんに出来上がって、どんなパンを焼こうかワクワクしていたのですが、どうしてもハードブレッドを焼いてみたくて懲りもせずにチャレンジしてみました。

 

えーっと、うちの電気のオーブン温度が210℃までしか上がらないので、本来はムリなんですが・・・。もしかしたら出来るかも?な~んて思って焼いて見ました。

でも、やっぱり自分が想像していたカリッカリのクラストができませんでした・・・。分かっては、いたんだけれど。とりあえず、やってみないと気がすまなくて・・・。

気温も毎日暑いので、生地の扱いがどうなるだろうかと、おそるおそる。どんな風になっちゃうんだろうか?

1次発酵までは、順調。

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広げた生地に梅ジャムとクリームチーズを乗せて、生地の端をつまんで閉じていきます。綴じ目を下にしたら、鉄板に並べて2次発酵。

2次発酵が終わったら、なるほど~。これがダレと言うやつかなぁ・・・生地がでろーんと、しまりのない感じに垂れているっていう感じ。

キッチンバサミで真ん中に切り込みを入れて・・・梅ジャムが覗いています(´艸`)フフフ・・・

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とにかく焼いてみました。霧吹きを吹いたらオーブンへ投入!

IMG_0774

 

もっと、かりっと香ばしい感じにならないかねぇ・・・210度のオーブンじゃこれが限界かぁ・・・

割ってみると、こんな感じです。梅ジャムとクリームチーズの相性はばっちりでした。

IMG_0779

 

やっぱりガスオーブンほしいなぁ・・・それまでは、もちもち系のパンを焼き続けるしかないですなぁ。

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6/26/2010

Revenge Pork pies! ポークパイ・リベンジ!



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以前にもご紹介したポークパイ。前回は色々納得がいかないことがあってどうしても近いうちにリベンジしたかったのです。今回は、レシピも前回のとは少々違うものを探し出してきました。Melton Mowbray Pork pieと言うレシピ。"Melton Mowbray"とはイギリスのレスターシャーにあるメルトン・モーブレーと言う町の名前からきています。土地の名前が付いた食べ物イギリスにはいっぱいあります。

それは、さて置き、前回と何が違うかと言えば、中身の豚肉にベーコンを数枚刻んだものを混ぜてある事、アンチョビオイルが入っている事(あ、前回入れ忘れたんですが・・)そして、決定的に違う事は、型を使わずに焼くと言う事です!
今回も、Hot water crust pastryという熱く熱したラードを小麦粉に混ぜて作る生地です。熱いラードを注ぐ事で、肉汁をとじ込める強いパイ生地をつくり出すのだそうです。

前回のレシピでは生地を混ぜてから温かいうちに形成を終わらせなくてはならず、かなりあせりましたが、今回は同じHot water crust pastryなのですが、生地を良く捏ねて、しかも30分程休ませます。なので、あわてないで作業が出来そう♪
そして、なんと言っても今回はちゃんと大きなスチームホールを開けてゼラチンを流し込みたいと思います!

When I baked Pork pies last time I couldn’t put any gelatin in to the
pies because the steam holes which I made were too small meaning I couldn’t pour gelatin in to the pies.
Then I decided to bake again and again until I can make perfect pies!
Today I tried different recipe from last time. Today’s recipe is based on Melton Mowbray pie which is the most famous pork pie. This recipe
uses bacon and anchovy oil to achieve the Melton Mowbray taste.This time I didn’t use a muffin tin to bake the pies.

その昔はポークパイ専用の円柱状の木型の周りに生地を貼り付けて、パイの器を作りその中にお肉を詰めてパイで更に蓋をして、鉄板に乗せて焼くと言うのが通常だったらしいのですが、どこかの記事で、ジャムのビンで代用が出来て便利だなどと書いてあるのを読みました。「これはいいアイディア!」という事で早速実践です。

が、しかし問題発生。ジャムビンに生地を貼り付けて形作ったまでは良かったのですが、今度はビンからパイ生地が外れない・・・無理やりビンを引き抜いて結局パイはいびつな形に変形してしまいました。手で修正して何とかできましたが、いちいちビンに巻き付けなくても、手で形成してしも同じだと言う事に気がつき、次からは全部手で形づくってしまいました!真ん中に、大き目のスチームホールも開けました。

I have read about an article about pork pie which said "you can use jam jar for molding pork pie pastry instead of wooden pork pie mold" I thought " what a nice idea! I can do that!"
So that this time I tried to use a jam jar for molding. It was OK when putting the pastry around the jar, but after molding it was really hard to remove the jar from the pastry. So the second time I gave up using a jar and instead I just molded the pastry with my hand and fingers. I thought it worked very well!



これはこれで、なんとなく形になっています。

パイの中には、このお肉のボールが入っています。タイム・セージ・オールスパイス入りです。



そして、焼いた後。
Look! Gorgeous golden brown pies!



こんがりいい色に焼けています~。でも、やっぱりまだまだ。
焼いている途中で、肉汁がパイの底から漏れてしまうのです・・・(T-T)
と言うことは、パイにヒビ入っていると言う事。そして、それは後でゼラチンを流した時に、そこから漏れる可能性があると言う事・・・。
この修行はまだまだ続きそうです。


やっぱり、ゼラチンをスチームホールから注いだら、下から漏れ出して水溜りが出来てしまいました。悲しい。
それでも、少しゼラチンの層が出来ました!写真右側のパイとお肉の間です。

But... there is problem. When the pies were baking in the oven, juices from the meat inside of the pies leaked from the bottom of the pies!!!

This leakage caused cracks on the surface of the pies.
After cooling the pies I poured gelatin in to the steam holes, but most of gelatin leaked from the bottom of the pies and made small puddles...



旦那さんと批評会を開き、次回は、もう少し胡椒を入れたほうがいい事、ナツメグを入れてみよう、後はなんと言っても、パイにヒビが入らないように形成する事!などが改善点として挙げられました。それでも、なかなか美味しいパイが焼けたので、更にモチベーションをあげて頑張ります!

奥が深いです・・・ポークパイ。


Perfect pork pies are so hard! I think I need more practice!
But the taste was really good in the end!

6/24/2010

Ume(Japanese apricot)home made natural yeast & Jam 梅酵母&ジャム



念願の梅酵母起こしています♪

天然酵母好きの皆さん、今の季節はせっせと梅の酵母を起こしていらっしゃいますね♪それで私も梅酵母起こしたくなってしまって。しかも、先日地場産の野菜市場で「訳ありの無農薬梅」を1K200円と言う破格の値段で売っているのを見つけ、これはチャンス!とばかりに早速。(kurocoboさん、梅酵母起こしちゃってます♪)

Currently in Japan ume fruit is in season, so I wanted to try making yeast from ume for the first time. I have read on some blogs which describe how to extract ume yeast and everyone said the yeast is very active and stable.

写真は、3日目です。もう少し頑張ります。

This is 3 days after I put some fruit in water with 2 tsp of sugar.
Little bubbles are coming out from around the fruit.
I need little more patience and wait until it’s done.




残りの梅でジャムを作りました~♪これも、パンに練りこめるよう少し甘さを控えてすっぱ目のジャムに仕上げてみました。

Then with rest of the ume fruits I made jam.
Ume fruits are quite tangy so you can make lovely bracing flavor jam with them.



3回ほど茹でこぼしして、スプーンで潰していきます。

First of all, wash fruits and pick out tiny calyxes with a skewer.
Then put in a large pan with plenty of water and bring to the boil.
Once it begins to boil turn off the heat and drain them. Repeat this
process 3 times.
Next, prepare an amount of sugar equal to half of the weight of the
drained fruit. Put the drained ume fruits back in to the pan and mash
with a wooden spoon.



梅の総量の半分弱くらいのお砂糖を用意します。まずは半分の量を入れて中火で焦げ付かないように混ぜながら10分くらい煮ます。

Put half of the sugar into the pan and heat with
a medium flame and simmer for 10 minutes whilst continuously stirring
with a wooden spoon to prevent the fruit from scorching to the bottom
of the pan.



完全にピューレ状になったら、種を取り除いて、更に15分~20分に詰めてとろみが付いたら煮沸消毒したビンに詰めて出来上がり♪

Remove the stones from puree and add the remaining sugar in to the pan.
Simmer again for approximately 15-20 minutes until the mixture becomes thick.
Pour in to a sterilized jam jar.



このすっぱい梅ジャムとクリームチーズなんかを練りこんだパンを焼いてみたいなぁ~。今から楽しみです。酵母液が出来上がるのが待ちきれません。

I’m planning to bake some bread with this tangy ume jam with creamy
cheese or creamy.

追伸:今回から英語での記事もなるべく載せていこうと思います。なぜって、先日のこげたミトンの写真を見てイギリスのお父さんとお母さんが火傷でもしたんじゃないかと心配してメールを送って来たのです(;^_^A
えっと、英語は旦那さんの添削思いっきり入っています。半分ぐらい直されたσ(-_-;)まぁ。夫婦の共同作業ということで・・・(汗)

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6/22/2010

私の宝物

私の宝物のミトンです。



これ、18年来の親友が手作りしてくれたもの。もう4年位使ってるのかなぁ。
毎回ベーキングをする時には、このミトンが大活躍。おかげでなぜか先は焦げるは、誰かさんに紅茶のしみはつけられるは・・・でも、そんなのも手伝って、だいぶ味と言うか、貫禄が出てきた感じです(笑)余計に愛着がわきます。



私は、縫い物とかは大の苦手。出来たら良いなぁ~ってすごく思うんですけど・・やっても上手に行かないのです。

なので、布で可愛い小物を作れる人は尊敬してしまいます!

このミトンを使うたびに、親友の事を思い出して、嬉しくなります。今はかなり遠くなっちゃったけど、たまに電話で話をしたりしてると、どうしても遠くにいるような感じがしないんだよなぁ・・。不思議です。このミトンのおかげかなぁ・・

あと、これも。


引越しの時に、わざわざ届けにきてくれたピルケース。
私のイニシャル”N”の刺繍が入っています。

こういう、気持ちのこもったものって本当に嬉しいです。

これからも、どんどん使い込んでいきます!

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6/19/2010

Hot cross buns & Tea Party



前回の投稿で載せたスパイスミックスを使って、作ったもの・・・それはHot cross buns(ホットクロスバンズ)と言うイギリスでは誰でも知っている、レーズンの入ったバンズです。 もともとイースターに食べられていたものらしいのですが、現在では一年中どこでも売っています。子供たちの給食にも登場するイギリス人にとってはとても馴染みの深い食べ物。

天然酵母で、甘めのバターの入った生地に、スパイスミックスを小さじ2杯くらい入れ、後はレーズンをたっぷり練りこんでちぎりパン風に、トレーに入れて焼きます。
トップには、crossをイメージした飾りを、小麦粉をお水で溶いた生地を使って描きます。焼きあがったら、あつあつにゴールデンシロップと言う水あめでグレイズして出来上がり。

シナモンや、ジンジャーの香りに、レーズンの組み合わせがどこか懐かしい味です♪



あれば、オレンジピールやレモンピールを焼きこんでもいいです。

そう!なぜこのパンを焼きたかったかと言えば、実は我が家でお友達を呼んでティーパーティーをしたからなのです!なぜティーパーティーかって言うと・・・



先日イギリスからClipperと言う紅茶取り寄せたのです!しかも大量。
お友達と一緒にこの紅茶をしこたま飲んでお菓子を食べるというのをどうしてもやりたくって~
o(^ヮ^)o

ご招待のお友達は2名。ともちゃんとまゆちゃん。2人にはお菓子の差し入れをあつかましく頼んで、私はせっせとサンドイッチを作って、メインにはToad in the haleと言う、これまたイギリスのお料理を用意しました。

朝焼いたサンドイッチ用のバンズ。


パン屋さんで、サンドイッチを作っていた時を思い出し、3種類のサンドイッチ。
奥からスモークサーモン・チキンバジル・ハムエッグ。



こちらが、「Toad in the hole」「穴の中のひきがえる」って言う名前のイギリス料理です。ヨークシャープディングの中にソーセージが入っています。
ちなみに、失敗してヨークシャープディングが膨らまないと、「Frog in the bath」「お風呂の中のカエル」と皮肉られるのだそう・・・いかにもイギリスらしいです。



そして、本当のメインは、こちら2人の差し入れの美味しいスイーツ!
まゆちゃん作、白いアイシングのレモンケーキ♪酸味がきいててさわやか~
胡桃がトップにのったキャラメルケーキ!胡桃が香ばしい!
そして、ピンクのだらりとしたクリームが乗ったミニカップケーキは、夏子作(;^_^A


そして、更にまゆちゃん作、NY風チーズケーキ。ふわふわの軽い食感でとろける~♪



そして、こちらがともちゃん作、なめらかプリン~。びっくりするくらいなめらかで、やわらかさと、甘みのバランスが絶妙!



そして、更にともちゃんの金沢のお土産のお菓子。和菓子屋さんのお菓子なのだけれど今まで食べた事のないような、洋菓子のような不思議で上品な食感。



中身は、一見キャラメルのような感じですが、口の中に入れると、ほろほろとほどける焼き菓子のような雰囲気。味もシナモンやアーモンドの香りがして、洋菓子のようです。



お腹もいっぱい、お喋りも堪能し、とても楽しいひと時を過ごせました~。

みんなへのお土産はこちら。紅茶とアールグレイのカップケーキセット。



余ったケーキも、山分けして、ホクホクでPartyお開きになりました。

また、こういうの是非やりたい~。すごく楽しかったです♪

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6/16/2010

Mixed spice お菓子用のスパイスミックス



イギリスのお菓子のレシピを見ていると、良く出てくるのがMixed spice。
シナモンやナツメグ、ジンジャーなどのスパイスが混ざっているもので、それを入れるとあら不思議イギリスのお菓子の味になってしまうのです~♪

実は、今度お友達と集まってティーパーティーをするので、その時にイギリス的なものを出したくて色々検討中なのです。私の作ろうとしているものに、このスパイスミックスが必要だったので、自分で調合してみる事にしました~。

何をかくそう、私、カレー大好き人間。(本気のインドカレーです!)なのでうちにはありとあらゆるスパイスがあります(*^皿^*)

とはいっても、このスパイスミックスに入っているのはごくごく一般的なものばかりなので、直ぐに出来ちゃいます。

ちなみに今回のスパイスミックスは・・・



すでに、パウダー状のシナモン・ナツメグ・オールスパイス・ジンジャーを各大さじ1杯づつ。あとは、まぜまぜして小瓶でキープします。お菓子を作るときに、風味付けなどに使います♪

そのほかに、カルダモンやコリアンダー・クローブなどの粉末を大さじ半分くらい足しても良いみたいですよ。

私は、今回はベーシックな感じで行って見ようと思いプラスのスパイスは入れませんでした。

混ぜている側から、ん~この匂いかいだ事ある~的なジンジャークッキーみたいな匂いが漂ってきます♪

これを使って何が出来るかは・・・また後日UPしたいと思います♪

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6/14/2010

Cherry Bakewell tart チェリーベイクウェルタルト



旦那さんの思い出の味と言うお父さんが良く焼いてくれたチェリーベイクウェルタルト。この間のチェリーを良く登場させていたから思い出したらしく、
せっせと自分でお父さんにベイクウェルのレシピを聞いて、私に作ってと頼んできました~。と言う事で、今週末のチャレンジクッキングは、思い出のチェリーベイクウェルタルトに決定。チェリーのシロップ漬けを開けた関係上、さくらんぼのお菓子が続いています(笑)

しかし、なんでお母さんならまだしも、お父さんの味かとふと疑問に思った私。確かにお父さん、シェフやっていた時代もあるのだけれど・・専門はお魚料理だった気が・・?旦那さんに確かめてみると、お父さん以前脊椎の軟骨?を怪我してしまい生死を左右するような大手術をしたそうな。手術は上手く行ったけれど仕事(当時は警官だった)復帰に1年くらいかかり、自宅療養中だった時代に家でいっぱいベイキングをしていたらしい。その時子供たちに人気だったのが、このチェリーベイクウェルタルトだったのだそうです。

つくづく、お父さんはこんなにお料理上手なのに、うちの旦那さんは、なんで全然出来ないんだろう・・などと思ったりしてσ(-_-;)

まぁ、難しい事は考えないようにしてっと!

めちゃめちゃ使用頻度の高い、私のマフィン型を登場させます~。

タルト生地を敷いた上に、チェリーを入れて、その上にアーモンドプードルとバターとお砂糖、卵の生地を流して~



飾りに、スライスアーモンドを乗せま~す。



200℃のオーブンで、焼き色が付き竹串で刺しても生地が付いてこなくなったら出来上がり~。



切ってみると、こんな感じ。




ふむふむ。これが、うちの旦那さんの子供時代の味かぁ~。
素朴でチェリーが甘酸っぱいアクセントになっててなかなか美味しいです。

肝心の旦那さんは~?「これはこれで美味しいんだけど・・・ちょっと、違うかも。」だって~。やっぱり、思い出の味は一度お父さんに作ってもらって食べないと、再現できそうにありませんね(´Д`)

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