11月のイギリス滞在中2回ほどFarm shopに行く機会がありました。1回目は、お父さんお母さんのお家のすぐ近くにあるローストグース用のお肉を買ったお店。結構広めの店内で、新鮮なお野菜、お肉、手作りのジャムや瓶詰めがたくさん並んでいました。
お野菜は量り売り。
上の写真のこれ、何だと思いますか?枝についたままの芽キャベツ。11月~12月が旬のお野菜です。イギリスではクリスマスあたりがちょうど芽キャベツのシーズンなのでクリスマスディナーと一緒に良く食べます。
こちらは、ずらりと並んだジャムの数々。可愛くて見てるだけでわくわくしてきます。こちらのファームショップでは、クリスマス用のショッピングで芽キャベツ、パースニップ、にんじん、冷凍のヨークシャープディング、自分のお土産にジャム、ピッカリリ(マスタード味のピクルス)、小たまねぎのピクルスを購入しました。
2件目のファームショップは、義妹の住むデボンシャーにあるファームショップです。デボンではとっても脂肪分の濃い濃厚なクリームが有名です。クリームと言えばスコーンにつけるクロテッドクリーム。バターと生クリームの間ぐらいのクリームでスコーンに、イチゴジャムと一緒にたっぷり挟んで食べます。
ファームショップで買った、クロテッドクリーム。
ちょっと写真が、わかりにくいんですが、泡立てなくてもしっかりとクリーム状になっていて、ほんのりと黄色いまさにクリーム色をしています。
同じファームショップで買った、スコーン。大きくてダイナミックに膨らんだスコーンは、まだほんのりと温かかったです。
おいしかったなぁ~。左がフルーツ(レーズン入り)右がプレーンです。
今回の滞在中に、したかった事。イギリスのお菓子を食べること!!特に昔からあるような小さなお菓子屋さんのお菓子を色々試しました。
こちらは、イギリスのお父さんお母さんの住んでいる町にある100年以上の歴史があると言う、古いお菓子屋さんで買ったクリームスライスと言うお菓子。カリカリのパイ生地に甘いアイシング、お砂糖の入っていない生クリームにラズベリージャムがサンドしてあります。イギリスのお菓子は、大抵生クリームにはお砂糖が入っていません。その代わりに甘~いアイシングがたっぷり掛かっていたり、ジャムが入っていたりして、食べるとちょうど口の中でいい感じに。はじめは、この甘くない生クリームにちょっとびっくりするけど、慣れてくると、なかなかこれもおいしい。スーパーマーケットで買うお菓子とは、比べ物にならないくらい、パイ生地もクリームもおいしかったです。
12月も近かったので、クリスマスのお菓子も売っていました。
ミニサイズのミンスパイ。中にはミンスミートと呼ばれるレーズンやドライフルーツをお酒に長期間漬け込んだものが入っています。クリスマスに食べるお菓子の定番。イギリスには、レーズンやドライフルーツを使ったお菓子がとにかく多い!イギリス人でも好き嫌いがはっきり出ると思います。うちの旦那さんは、苦手らしいです(苦笑)
このミンスパイは、ミニチュアサイズで直径が6cmくらい。今まで食べたミンスパイの中で一番おいしかったです!
しっとり系のペイストリーで、ホームメイドのやさしい味がしました。
カットしてみると、こんな感じです。
こちらも、クリスマスの定番、クリスマスプディング。イギリスのクリスマスのデザートとして食べられているもの。こちらの中身もレーズンやナッツ、オレンジピールなどとスイット(牛の内蔵脂)をお酒に漬けたものから出来ています。このクリスマスのデザートも甘~いです。
私も、好きかって言われれば、そんなに好きではないけれど伝統的なイギリスのお菓子だと思うと、やはりクリスマスになったら一口は食べたくなるかなぁ。今では、プラスティックの容器に入ったレンジでチン出来るクリスマスプディングが大手スーパーマーケットで安く手に入るけど、ぜひとも本物を食べてみたくて、購入してみました。プディングボウルと言う、陶器で出来た耐熱の深いボウルに入っていて、お鍋にお湯を入れ、そこに直接このクリスマスプディングをボウルごと入れ2時間くらい茹で蒸しにして食べるのだそうです。
あと、もう一つ。同じお店でものすごく立派なポークパイが売っていたので購入。
以前に、私も手作りを挑戦したことがあるポークパイですが、こちらが本物。見てくださいこの焼き色!
本当になんてきれいなんだろう。こんなカッコいいポークパイが焼けるようになりたいです。周りのペイストリーのサクサクな事!
もう、完璧としか言いようがなかったです。これぞ、イギリスのポークパイ。うっとりです。断面図の写真を撮り忘れたのが残念。
さて、こちらは日本へ持ち帰りように買ったブランデースナップスと言うお菓子です。なんでも、うちの旦那さんのおばあちゃんが大好きだったお菓子だということで、ためしに買ってみました。クッキーみたいなものかなぁと思ったら、どちらかと言うと、飴に近い食感で不思議なお菓子でした。なんとなくおばあちゃんが好きだったと言うのが納得できた(笑) 甘くてたくさんは食べられないけど、カリカリとしてておいしかったです。
こちらは、デボンの港町のお菓子屋さんで買った、ブレッド&バタープディング。義妹の大好物だそうで、2人で半分こしたけど、私は甘すぎてあまり食べれなかった(汗)味は、やはりレーズンやナッツたっぷりのモイスチャーのあるテクスチャーでブラウンシュガーがしこたま入っている味がしました。
こちらは、ラーディーケーキ(ラーディースライス)と言う、パンのような食感のお菓子。やはりレーズンがたっぷり入っています。
ラーディーケーキって言うだけあって、本当にラードが練りこんであります。食べた感じラードが入っているとは思えなかったですが、ちょっぴり固めのレーズンパンと言う感じで、こちらは食べやすかったです。
以上、イギリス旅行のレポート終わりです~。
よくもまあ、こんなに食べ物の写真ばかり撮りまくったものだと我ながら関心(笑)
さてさて、りんご酵母を起こしたので、またパンでも焼こうかなぁ~。
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