コーニッシュパスティーは、イギリス南部のコーンウォール地方のお料理で、ショートクラストペイストリー(ステーキ&キドニーパイで使ったパイ生地)で、牛肉や野菜などの具材を包んで焼き上げた餃子のお化けみたいな形のパイです。
もともと、炭鉱夫が炭鉱の穴の中でも手軽に食べられるようにと作られたランチだそう。中には、パイの中に左側がおかず系、右側がデザート系(りんごなどのフルーツのフィリング)が入ったものもあるそう(笑)
本当は、今日は旦那さんと一緒にコーニッシュパスティーを作るはずだったんだけど、いざ作る段階になったら、PCに張り付いて、ぜんぜん手伝ってくれない旦那さん・・・・
いいですよ、一人でも出来ますから~。 お父さんお母さんに送ってもらった本を見ながら作りますよ。
中身の具材は、カブ、玉葱、ジャガイモ、牛のひき肉。細かく切った材料は炒めず生のままパイに包んで、オーブンで一度に調理。
上に乗っているのは、塩コショウ&バターです。
餃子のお化けです(笑)
端っこに空気穴を開けてあります。卵も塗って準備万端。
いよいよオーブンへ。
オーブンに入れて約20分位すると、なんともいいにおいが部屋中に漂ってきました~。においにつられた旦那さんが、ようやくキッチンにやってきてきました。
オーブンを覗いて一言
「え~!!!!小さ過ぎるよ~!!!普通のサイズの半分だよこれじゃ!!これひとつでランチ1食分になるサイズじゃないといけないんだよ~」
「・・・・・・・・・・ミニチュアコーニッシュパスティー? です・・・。」
レシピには、大き目のカップソーサーくらいのサイズって書いてあったけど、なんでイギリスのレシピってちゃんとセンチとかインチ書いてくれないのかなぁ・・大きめとかって、完全個人の主観じゃないですかねぇ~。それに、旦那さんも一緒に作ってくれていればこんなことにはならなかった訳で・・・ぶちぶち・・・。
そんなこと言ってても、後の祭りですからね。ミニチュアコーニッシュパスティー焼けました。
盛り付けは、Ploughman's lunch (プラウマンズランチ)風。旦那さん曰く夏に食べたくなるPloughman's lunchなんですって。
Ploughman's lunch「農夫の昼食」と言う意味だけあって、外に持って行ってもよいスナックやサラダのような温かくなくてもおいしいものばかりがプレートに盛り合わさっています。本当は、コーニッシュパスティーはあまり使わないみたいなんですが。
本来なら、ポークパイ、チーズ、ハム、サラダ、フルーツ、ピクルス、ハード系のパンなどが、プレートに盛り付けてあります。(私はまだ実際にイギリスでは食べたことないんですけどね♪)
家にある、有り合わせでなんとなくそれっぽく盛り合わせただけだから、インチキだけど・・・。
後ろに移っているおんぶお化けは、焼餅ではなくベーグル生地で無理やり焼いたハードっぽく見えるけどやわらかいパン(^_^;
肝心のコーニッシュパスティーのお味はと言うと・・・生地がさくさくで中身の野菜とお肉がかなりいい仕事してくれてました。
おいしい!ミニサイズですがね。
このショートクラストペイストリーって、サックサクでおいしいなぁ~♪ お肉とも合います。イギリス人がパイ好きなのが納得できます。おかず系でもスイーツ系でも両方に合うって言う感じがするもん♪
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