イギリス人の旦那さんと日本で暮らしています。おうちで作ったイギリス料理やお菓子・大好きな天然酵母のパンを日々の日記を交えながら紹介しています。夏子のデリカテッセン略して「なつデリ」にようこそ。
5/27/2010
Apple Cinnamon swirl りんごの渦巻きパン(マフィン型)
天然酵母のりんごパン。以前に投稿したりんごの渦巻きパンをマフィン型に入れて焼きました。相変わらず分量適当ですが、まあまあの出来でした。
生地は、やわらかめで、手捏ねだとかなりべとついて扱いにくかったですが、がんばりましたよ。
もちもちの甘めの生地に、甘く煮たりんごを巻き込んだおやつパンです。生地の甘さをもう少し控えても良いような気はしました。*ペストリーボード(パンを捏ねる台)はクオカのものでサイズLを使っています)
パン作りは、(あ、他の料理もだった)すべて独学の自己流なので、突っ込みどころ満載ですが、一応レシピUPしてみました。パン作り経験者の方は、正しいやり方で作ってみてください!
材料:マフィン型8個分(12個分で作る場合は材料を1.5倍で作ります)
パン生地
強力粉(イーグル)・・・・・・・200g
元種(レーズン)・・・・・・・・・100g
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5g
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・40g
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120g
バター・・・・・・・・・・・・・・・・・25g
つやだし用
とき卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量(1個全部は使わない)
りんごのフィリング
りんご・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2杯位
ブランデー・・・・・・・・・・・・・・大さじ1杯
シナモン・・・・・・・・・・・・・・・少々(お好みで)
アイシング
粉砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・適量
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
1.バター以外の生地の材料をボウルに入れ、スケッパーで大体一まとまりになるくらいまで混ぜる。
生地をペストリーボードの上にあける。手で台に擦り付けるように捏ね少しまとまってきたら、バターを指でちぎって生地に乗せる。生地の端を反対側へ織り込むようにかぶせ、両手の腹で押し出すように向こう側へ伸ばし、またその端を手前へ織り込むようにして10分から15分くらい捏ねる。
2.捏ねあがったら少しだけ手粉(強力粉)を生地の表面にふりかけ、生地の表面を張り出すように丸め下になる部分で生地の端を集め指でまとめてくっつける。(一般的に?手粉はあまりつけないほうがいいらしいが、私は丸めるときだけ手につくのが嫌なので少し使ってしまいます)
3.丸めた生地をボウルに戻し、ビニールなどでカバーをし暖かいところで(25度~30度位?)生地が3倍くらいに膨らむまで1次発酵。
(5月9日現在の気温で、5時間くらいで2倍程度にその後冷蔵庫で一晩すると3倍くらいになりました。翌日午前中に焼きたかったので、前日に1次発酵まで終わらせておき翌日まで冷蔵庫にいれておきました)
*生地は、直ぐ使わない場合冷蔵庫に入れておけば2~3日くらいKeepできます。冷蔵庫に入れてからも発酵が勢いづいている為か少し発酵が進むようです。乾燥しない様に、ラップやビニール袋でしっかりカバーしておきます。
4.1次発酵の間に、りんごのフィリングを作っておく。材料のりんごの皮と芯を取り除きいちょう切りにしたら、砂糖をまぶして火にかける。りんごの汁気が出てきたら弱火にして、さらにしばらく煮る。(シナモンが好きな方はこの時に適量振り入れる。入れなくてもOK)りんごがほんのりと黄色く透き通ったらブランデーを入れ火を止め、そのまま冷ましておく。
5.1次発酵が終わった生地をボウルから取り出し、丸めなおしてペストリーボードの上に出し、湯沸しのお湯でぬらしたふきんを固く絞って生地にかけベンチタイム15分。
6.手粉をつけて、めん棒で生地を横長の平らに伸ばし、りんごのフィリングを全体に乗せる。
7.手前からロールケーキの様にくるくると生地を巻いていき、最後の綴じ目を指でむぎむぎつまんでしっかり閉じる。生地の横側も同じように閉じる(りんごが飛び出して来ない様に)
8.包丁でロールケーキ状の生地を真ん中で一回輪切りになる方向で切る。更に半分の生地を4等分の輪切りにする。もう半分も4等分し、全部で8個の輪切りの生地にする。
9.輪切りの生地をマフィン型に一個ずつ入れ指で広げるようにマフィン型にやさしくフィットさせる。
10.暖かいところで2次発酵。型をそのままお湯の入ったマグカップとともに大きなビニールに入れておくか、(私の場合は)オーブンレンジの中にお湯の入ったマグカップと一緒に入れ扉を閉め90分ほど発酵させる。(生地が膨らみ、マフィン型の上に少し盛り出る位まで。)*気温によって発酵時間が変わります。冬だと時間がかかる。
11.2次発酵が終わったら、生地の上に、とき卵をはけ等で塗り200℃のオーブンで20分程焼く。(うちのオーブンは、レンジとオーブンが一体になった電気オーブンなので焼き色がつくのに時間がかかります。その為いつも少し焼き時間が長めになります。焼き時間は、それぞれのオーブンの癖によって調整したほうが良いと思われます。)
12.パンが焼きあがったら、熱いうちに型から取り出し、ケーキクーラなどに乗せ完全に冷ます。
*↑お好みで、熱々を1個つまみ食いします。
13.粉砂糖を小鉢などにいれ、最初は数滴の水をたらし混ぜます。水気が足りなかったら、更に数滴ずつ水を加えて行き、とろみのあるアイシングを作る。(水を入れすぎてゆるいと固まるのに時間がかかります。)
冷めたパンに、スプーンなどでアイシングをたらし飾りつけする。アイシングが固まったら出来上がり。
うまっ。焼いた当日が断然美味しいけど、翌日パンが固くなったら、ラップなしでレンジで30秒温めるとモチモチが復活します。上のアイシングは溶けちゃうけどね。