りんごの季節でもないのに、酵母を起こしてみました。暖かくなってから起こすのは初めてなので、どんなものかと思ったら、ものの5日で元気なりんご酵母が起こせました(^∇^)結構感動。
冬の時期は、気温が低いので発酵の進みが遅く時間がどうしてもかかるので、私はケフ○アヨーグルトを起こす為の容器を包み込むタイプのヨーグルトメーカーを使って起こしていました。こちらもなかなか上手くいきましたよ。
天然酵母のパンは、むずかしいってずっと思っていましたが、実は時間がかかるだけでそんなには難しくない事がやってみて分かりました。自分の起こした酵母液を使って焼いたパンがちゃんと膨らんだ日には、まるでわが子が立派な成人になったような、そんな愛情が生まれます!(ちょっと大げさ?でも、それくらいパンが愛おしくなるはず!)
さてこちらは、1日目
煮沸消毒した清潔なビンをしっかり冷ましておきます。そこへ皮を極力薄く剥いたりんご半分をいちょう切りにして入れます。(酵母菌は皮の付近に多く付着しているらしいので。低農薬のりんごが手に入れば、皮と芯だけでも十分に起こせる)浄水器などを通したお水か、湯冷まし300~400ccを注ぎ、大さじ1 杯ほどのお砂糖、手元に前に起こした酵母液などがあればティースプーン1~2杯入れると発酵が早い。今回は、レーズン酵母液が入っています。蓋で密閉して暖かいところにおいて置きます。
40度以上になると、酵母菌が死んでしまうらしいので、直射日光の当たらないところで管理したほうが良いようです。
一日2回くらい蓋を閉めたままビンを軽くふりふりしたり、蓋を開けて空気を抜いたりしてあげます。
そして、4日目
りんごの周りに小さい気泡がつくようになってきました。蓋を開けるとぷしゅっという音がします。
匂いをかぐとほのかなアルコールの香り。これはどこかで嗅いだ事がある?あ、まさしくこれは!サイダー!(ジュースじゃないですよ、イギリスのお酒です)そろそろな感じですが、もう一日我慢。
5日目
いよいよ酵母液が完成!出来上がったらこのまま冷蔵庫で保管します。途中中のりんごを取り除き、2週間に1回くらいティースプーン1杯くらいお砂糖か蜂蜜を餌として与えると1ヶ月位持ちますよ。
この酵母液の原液でもパンは焼けるらしいいのですが、安定していない為膨らまなかったり失敗が多いようなので、私はいつも、この酵母液を使って中種と言うのを作ってからパンを焼いています。元種を作るのにさらに3日くらいかかります~。
元種の起こし方は、またUPします。
*一般的なのは、レーズンの酵母液ですごく起こしやすいです。起こし方は、りんごと同じですが、レーズンは必ずオイルコーティング無しのものを使ってください。