1/19/2010

柚子ピールのシロップ煮

柚子果汁入りのシロップがしみこんで、白い綿の部分がまるでフルーツそのものよう。よく、イギリスのお母さんがおいしい食べ物の表現にBeautiful美しい!を使うけれど、なんとなく納得。この柚子ピール、さわやかで、甘くて、香りが良くて、まさにビューティフルです!


先日姉から、子供の顔くらいの大きさはある大きな鬼柚子を半分もらいました。
半分でも、何せ大きいのでものすごいサイズです。家に持ち帰って早速柚子ピールづくり。

柚子は、お鍋たっぷりの塩水に入れ一度に立てます。お湯が煮立ったら、すぐに湯でこぼし、お水に一晩さらしておきます。気がついた時にお水を何度か取り替えます。

翌日柚子の皮についた汚れをきれいに洗い、実をはずして皮を細く切ります。
今回は、小さい柚子も一緒に作ったので、小さい柚子の果汁のみを絞り、〔鬼柚子の果汁は別でジャムにしました〕そこに水500ccと砂糖200gを入れてシロップを作ります。シロップを少し煮詰めてから、柚子の皮を入れ20分~30分煮ます。火を止め完全にさめるまで放って置きます。
さめた柚子を再度火にかけ、また15分程煮ます。シロップが煮詰まってとろりとなったら出来上がり。

シロップが煮詰まって糖度が上がっているので、煮沸した瓶にシロップごと入れ保存することができます。

鬼柚子は、普通の柚子に比べて香りが弱い為か、とっても上品な味に仕上がります。今回は、小さな一般的な柚子と一緒に作りましたが、やはり小さい柚子の方が色も香りもはっきりしています。

お菓子やパンに焼きこんだり色々楽しめそうです。